お風呂をタイルからユニットバスへリフォームするメリット・注意点・工程まで徹底解説!
はいた~い🌺
かつてのお風呂は、タイル張りの在来工法が主流でした。
しかし近年では、掃除のしやすさや断熱性の高さから
ユニットバスへのリフォームを選ぶ人が増えています。
この記事では、タイル張りからユニットバスへのリフォームを検討している方に向けて
タイル張りの特徴やユニットバスにするメリット
リフォームの具体的な工程、そして注意点まで詳しく解説します。
目次
タイル張りのお風呂にはどんな魅力とデメリットがある?

デザイン性の自由度が高いのが魅力
まず、タイル張りの最大の魅力は、デザインの自由度です。
壁・床・浴槽などの素材や色・柄を細かく選べるため、自分だけのオリジナル空間がつくれます。
一方で、掃除のしにくさや経年劣化が課題に
しかしその一方で、日常の手入れはやや面倒です。
特にタイルの目地に汚れやカビが発生しやすく
定期的な掃除を怠ると衛生面に問題が出てきます。
また、築年数が経つとタイルが浮いたりひび割れたりするため
見た目や機能面での劣化が避けられません。
お風呂のタイルをリフォームする3つの方法
劣化したタイル風呂には、主に次の3つのリフォーム方法があります。
✓軽度のひび割れならコーキング材での補修も可能
もしひび割れが軽微であれば、コーキング材による補修が有効です。
DIYでも対応可能ですが、あくまで一時的な対処であり、根本的な解決にはなりません。
✓破損箇所が目立つ場合は部分的にタイルを張り替える
破損や浮きが複数箇所に及ぶ場合、部分的な張り替えが必要です。
ただし、広範囲に及ぶ場合や下地に問題がある場合は、全面的なリフォームを検討しましょう。
✓快適性を大きく向上させたいならユニットバスに交換
「掃除のしにくさ」「冬場の寒さ」などを根本から解消したいなら
ユニットバスへの全面的なリフォームが最も効果的です。
【工程解説】タイル風呂からユニットバスへのリフォームの流れ
それでは、実際にタイル風呂からユニットバスへリフォームする際の工程を詳しく見ていきましょう。
現地調査・寸法確認
まずは施工業者が現場を確認し、浴室の広さや構造をチェックします。
ユニットバスが設置できるかどうか、排水や給湯の経路は適切かなどを調べる工程です。
解体作業(既存浴室の撤去)
次に、既存のタイルや浴槽、壁、床、天井などをすべて撤去します。
場合によっては土間コンクリートを斫(はつ)る作業も必要となります。
配管工事・土間調整
浴槽やシャワー、洗い場の排水位置に合わせて、配管のやり直しを行います。
また、床が水平になるように土間をコンクリートで再整備します。
ユニットバスの組み立て・設置
土間が固まった後、ユニットバスを搬入・組み立てます。
パネルや床、天井などを工場で成型されたパーツで構築していくため、作業は比較的スムーズです。
給排水・電気の接続工事
浴槽やシャワーにお湯が出るよう給湯器と接続し
照明・換気扇の電気工事も行います。
ドア周りや壁の補修仕上げ
ユニットバスは元の浴室より一回り小さくなることがあるため
ドア枠や脱衣所側の壁面を補修して、見栄えよく仕上げます。
完成・引き渡し
すべての工程が終わると、最終確認を経てお客様へ引き渡し。
工期は3日〜7日程度が目安です。
ユニットバスへリフォームする4つのメリット
ユニットバスへのリフォームには、以下のようなメリットがあります。
メリット◎:掃除が圧倒的にラクになる
継ぎ目が少ない構造で汚れがたまりにくく
カビの温床となる目地がないため、お手入れが非常に簡単です。
メリット◎:断熱性が高く、冬でも暖かい
断熱材が施されており、冬でも浴室が冷えにくいため
ヒートショック対策にも効果的です。
メリット◎:防水性能が高く、水漏れのリスクが少ない
一体成型構造により、床下への水漏れリスクを最小限に抑えられます。
メリット◎:滑りにくい床材で安心安全
滑りにくい床素材を採用している製品が多く
家族全員が安心して使える環境が整います。
ユニットバスにリフォームする際の注意点
設置可能なサイズか事前に確認を
在来浴室と異なり、ユニットバスには標準サイズがあります。
設置スペースが限られる場合は、特殊サイズの選定やオーダー対応が必要になることも。
構造劣化があると補修では不十分
タイルの見た目だけ直しても
下地にカビや腐食が広がっているケースでは、根本的な解決になりません。
プロによる現地診断が大切です。
まとめ|タイル風呂からユニットバスへのリフォームは快適性と安心の向上につながる
タイル張りのお風呂は美しく個性的な空間を作れますが
その分メンテナンスや断熱性で不安が残ります。
一方、ユニットバスにリフォームすることで、掃除のしやすさ・安全性・快適性が大きく向上します。
タイル風呂の劣化に悩んでいる方や、冬場の寒さにストレスを感じている方は
ぜひ前向きにユニットバスリフォームを検討してみてください。
「今困っていないから」ではなく、「これからの暮らしを快適にするための選択」として
信頼できる専門業者に相談してみることをおすすめします。
お時間を割いてお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事もお読みいただけると嬉しいです☆
あんしぇ~や🌺