家族みんなが笑顔に!バリアフリー外構で叶える安全で豊かな生活空間
はいたーい🌺
年月を重ねると、家だけでなくお庭もライフスタイルに合わなくなってくるものです。
特に、年齢を重ねたあとも自宅で快適に過ごしたいと考えている方にとって
バリアフリーな外構へのリフォームはとても重要です。
とはいえ
「具体的に何をリフォームすればいいの?」
「どこまで必要なの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、老後の安心を支える外構リフォームのポイントを4つ解説していきます。
この記事を読むことで、バリアフリー外構の基本的な考え方から
生活スタイルに合った実践的な工夫までが分かります。
また、これからの暮らしを見据えてお庭の見直しを考えている方にも、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
目次
バリアフリー外構リフォームで重視すべき4つのポイント
スロープ設置は「必要になってから」でOK

外構のバリアフリー化といえば、まずスロープを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、スロープは想像以上に広いスペースを必要とするため
むやみに早く設置するのはおすすめできません。
というのも、勾配を緩やかにするには長い距離が必要で
敷地に余裕がないと無理に取り付けたスロープが急角度になり、かえって危険になるからです。
また、スロープを使用しない期間が長ければ、そのスペースが無駄になってしまうという問題もあります。
そこで、今回はスロープではなく
段差を低くした階段と手すりを設置し、見た目と機能性のバランスを両立させました。
さらに、階段の表面には「刷毛引き仕上げ」を採用し、滑りにくい安心の設計に。
このように、事前に使いやすさを考えた設計を行うことで、安全性とスペース効率を同時に高めることができます。
門まわりの機能性を高めて、毎日がもっと快適に

次に重要なのが、門柱やポストまわりの設計です。
たとえば、郵便物を取りに行くために階段を降りる必要があると
将来的に足腰が弱くなったとき負担に感じるようになります。
そのため、今回のリフォームでは造作門柱を2枚設けることで
玄関とお庭の両方からアクセスできるようにしました。
また、インターホンやポストを門柱に集約することで
動線がスムーズになり、生活のストレスも軽減されます。
ただし、注意点もあります。
たとえば後ろ出しのポストは、壁の裏側に出っ張るため、通路をふさいでしまう恐れがあります。
そこで、通行スペースを確保するために、完全に壁に埋め込むタイプを選ぶことが推奨されます。
このように、機能性と安全性のバランスを考慮した門まわりのリフォームは
日々の暮らしに大きな安心をもたらしてくれます。
ウッドデッキで室内とお庭をやさしくつなぐ

加えて、玄関ポーチとフラットにつながるウッドデッキを設置することで、お庭との一体感が生まれます。
これにより、車椅子を使用するようになったとしても、リビングの掃き出し窓から出入りできるなど、使い勝手が格段に向上します。
さらに、タイルデッキに比べてウッドデッキは座り心地が良く
縁側のような感覚で使える点も魅力的です。
お孫さんが遊ぶ様子を眺めたり、ペットと過ごす時間を楽しんだりと
暮らしにやさしい余白が生まれます。
しかも、玄関ポーチから段差なしでつながっていれば
介助が必要になった場合にも対応しやすくなるため、長期的な安心にもつながります。
緑を完全に失わず、手入れしやすい庭にする
とはいえ、バリアフリー化のために庭の植物をすべて撤去してしまうのは少しもったいないかもしれません。
そのため、シンボルツリーだけでも残すという選択が、暮らしの質を高めてくれることもあります。
たとえば、花壇の縁を広く取ってベンチのように座れるように工夫すれば
座ったままお手入れが可能になります。
また、人工芝に変更すれば、水やりや芝刈りなどの手間も大幅に減らすことができるのでおすすめです。
実際に、砂場を設置したお客様からは
「お孫さんが毎日遊んでくれて家族の時間が増えた」と喜びの声も届いています。
このように、安心と楽しみを両立させる外構づくりが、老後の暮らしをもっと豊かにしてくれるのです。
まとめ
●バリアフリー外構は安心と楽しさの両方を叶えるリフォーム●
安全性や介護を考えると、どうしても機能ばかりに目が行きがちですが
せっかくお庭があるなら楽しさも大切にしたいものです。
バリアフリー外構は、段差をなくしたり滑りにくくしたりといった工夫だけでなく
日々の暮らしにゆとりや癒しをもたらす空間づくりでもあります。
必要なタイミングに合わせてリフォームを行い
無理のない範囲で手入れや遊びが楽しめる庭があれば、将来への不安も自然と和らぎます。
老後も安心して、かつ楽しみながら暮らせるお庭を考えることがとても大切です。
ぜひ、この記事を参考に、家族みんなが笑顔になれる二世帯住宅リフォームを実現してください。
お時間を割いてお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事もお読みいただけると嬉しいです☆
あんしぇーやー🌺