コンクリートの爆裂とは?原因・補修方法・予防策をわかりやすく解説!
はいた~い🌺
外壁の塗装が浮いていたり、コンクリートが割れて中の鉄筋が見えていたりすると
「これって大丈夫?」と不安になりますよね。
その症状、もしかすると“爆裂”が原因かもしれません。
特に築20年以上経過している建物では
リフォーム時に爆裂補修と塗装工事を同時に行う必要があるケースが増えています。
この記事では、リフォームの中でも特に重要な塗装と爆裂工事について
基礎知識から補修の流れ、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。
この記事を読むことで
爆裂の見分け方
塗装リフォームに必要な工事内容
信頼できる業者の選び方などがわかります。
特に
「外壁が浮いてきた」
「鉄筋が見えている」
「塗装がボロボロに剥がれてきた」という方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
リフォームで行う塗装と爆裂工事の基本を知ろう

爆裂の原因と建物に与える影響
まず爆裂とは、コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張し
外側のコンクリートを押し出すことで、ひび割れや剥離が発生する現象です。
特に塗装が劣化している建物では、雨水や湿気が内部に侵入しやすくなり
鉄筋が急速に腐食してしまいます。
このような状態を放置してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく
建物の耐久性が低下し、安全性にも大きなリスクが伴います。
実例でいうと築28年のマンションで、爆裂を放置した結果
エントランスの天井モルタルが落下寸前になっていました。
幸い早めに発見でき、安全を守ることができました。
つまり、爆裂の早期発見とリフォームによる塗装補修は
建物を長持ちさせるために欠かせない対応なのです。
リフォーム時に行う塗装・爆裂補修の具体的な流れ
リフォームで爆裂工事を伴う塗装を行う際には、以下のような工程を順に進めていきます。
◎ 事前調査と診断
まず建物全体を点検し、ひび割れ・浮き・剥がれなどの症状を確認します。
爆裂の範囲を正確に把握することが第一歩です。
◎ 爆裂部のハツリ作業
爆裂している部分のコンクリートを削り取り、内部の鉄筋を露出させます。
◎ 鉄筋の防錆処理
錆びた鉄筋を丁寧に研磨し、防錆材を塗布して再発防止を行います。
◎ モルタル補修と再形成
防錆処理後は、専用の補修モルタルやポリマーセメントで形を整えます。
◎ 塗装工事
下地処理後に、耐久性の高い外壁塗装材を使用して全体を美しく仕上げます。
以上の工程はすべて専門的な技術が必要であり
一般的なDIYや安価な業者による対応では不十分です。
そのため、塗装と爆裂工事をセットで請け負う経験豊富なリフォーム業者への依頼が重要です。
爆裂補修を含む塗装リフォームのメリットと注意点

爆裂補修を同時に行うことで得られるメリット
塗装リフォームの際に爆裂補修も行うことで、以下のような多くのメリットが得られます。
◎ 建物の耐久性が格段に向上する
鉄筋の腐食を止めることで、建物の構造そのものを守ることができ
耐用年数を延ばすことが可能です。
◎ 外観の美しさを取り戻せる
爆裂による剥がれやひび割れを直すことで
見た目が新築のようにきれいになり、印象が大きく変わります。
◎ 資産価値がアップする
メンテナンスが行き届いている建物は、不動産評価でも高く評価されます。
賃貸や売却時の利点にもなります。
◎ 事故や雨漏りなどのリスクを回避できる
剥離部分からの雨漏りや落下事故を未然に防ぐことができ
居住者の安全を守る結果につながります。
爆裂工事の注意点とトラブル回避のポイント
しかし、爆裂補修には注意点もあります。
失敗やトラブルを避けるためには以下のポイントを押さえておく必要があります。
◎ 爆裂の進行度によって費用が増加することがある
補修範囲が広いほど、ハツリや再補修の手間が増え、費用が20〜30%ほど高くなることがあります。
◎ 工期が通常の塗装工事よりも長くなる
鉄筋の状態によっては作業が遅れ、予定より工期が延びる場合もあるため
余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
◎ 見た目だけの修復では再発リスクがある
表面だけを埋めて見た目を整える工事では、鉄筋の腐食が止まらず
数年以内に再び爆裂が起きる可能性があります。
◎ 信頼できる業者の選定が工事の成否を左右する
施工実績があり、爆裂補修のノウハウを持つ業者を選ぶことで、長期的な安心が得られます。
見積書や事前診断の内容をしっかり確認することが大切です。
まとめ:爆裂工事と塗装をセットで行い、安心できるリフォームを実現しよう
外壁や天井の爆裂症状は、見た目だけの問題ではなく
建物の耐久性や安全性に直結する重大なサインです。
塗装リフォームを検討しているなら
同時に爆裂工事も行うことで、トータルで建物の価値を高めることができます。
費用や工期の問題はありますが
放置することで発生する大きなトラブルを未然に防ぐためには、早めの対応がベストです。
信頼できる専門業者に依頼し、安心して暮らせる住まいを取り戻しましょう。
お時間を割いてお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事もお読みいただけると嬉しいです☆
あんしぇ~や🌺