キッチンリフォームの落とし穴!「コンセント不足」で後悔しないための完全ガイド
はいた~い🌺
「キッチンをリフォームしたのに、なんだか使いづらい…」
そんな声を耳にすることはありませんか?
その原因のひとつが、コンセントの数や位置に対する後悔です。
キッチンは、電子レンジや炊飯器、コーヒーメーカー、IHクッキングヒーターなど
日常的に使用する家電が集中する場所です。
そのため、電源計画を後回しにすると
リフォーム後に「不便」「危ない」「見た目が悪い」といったトラブルが発生することも少なくありません。
そこで今回は
「キッチンリフォームで後悔しないためのコンセント計画」について
具体的な注意点や設計の考え方、安全性の確保まで丁寧に解説します。
これからキッチンリフォームを検討している方や
現状コンセントの位置に不満を感じている方にとって、役立つヒントが詰まっていますよ。
目次
キッチンで起こりやすい「電源トラブル」とは?
同時使用でブレーカーが落ちる原因とは?
キッチン家電は、消費電力の高いものが多くあります。
電子レンジ(約1000W)やトースター(約900W)を同時に使用すると
一般的な家庭用コンセント(15A/1500W)の許容量を超えてしまい、ブレーカーが落ちる可能性があります。
特に最近では、調理家電の多機能化・高出力化が進んでおり
従来の配線や回路では容量が不足しがちです。
そのため、IHヒーターや電子レンジ、オーブンなどには専用回路を設けるのが安全かつ快適な使い方と言えるでしょう。
「数は足りてるのに不便」なコンセント配置
コンセントは数が多ければいい、というわけではありません。
調理中に手が届かない位置にあったり、背面収納の陰に隠れていたりすると、非常に使いづらくなってしまいます。
また、配線が家具の裏に隠れて抜き差しが難しくなることも。
使用頻度や設置家電に合わせた「場所」の設計こそが、リフォーム後の使い勝手を左右するカギです。
延長コードに頼るのは危険!?
足りないコンセントを延長コードで補う方も多いですが
これはあくまで「応急処置」であり、恒久的な解決策ではありません。
というのも、延長コードは見た目がごちゃつくだけでなく
過剰な電流やホコリ、断線による発火リスクが伴うため
キッチンのような水気と熱がある場所では特に注意が必要です。
使いやすいキッチンにするための「3つの電源計画」

① 家電リストの作成で「必要な数」を見極める
まず取りかかるべきは、「使っている家電を全てリストアップすること」です。
それぞれの使用頻度(常設/毎日使う/時々使う)や使用場所も併せて整理しておくことで
必要なコンセント数や回路設計が明確になります。
こうしたリストを作っておけば
設計士や電気工事士と話す際にも説明がしやすく
「抜け・漏れ」のないプランニングが実現します。
② 使用シーンを想定して「配置」を決める
次に重視したいのが、「どこに何を置くか」という動線計画です。
調理スペースの近くにブレンダーやハンドミキサー用のコンセントを設けたり
背面収納には炊飯器やトースター用のコンセントを常設したりすることで、配線トラブルや使い勝手の悪さを防げます。
また、アイランドキッチンやカウンターの側面・足元など、見落としがちな場所にも目を向けることがポイントです。
スマホや掃除機の充電など「キッチン以外の使い道」も視野に入れると、より実用的な設計が可能になります。
③ ブレーカー容量と回路分散で「安全性」を確保する
最後に忘れてはならないのが、「安全性の確保」です。
回路が1本に集中していると、同時使用によってすぐに容量オーバーとなり
ブレーカーが頻繁に落ちてしまいます。
そうなると、日常生活に支障をきたすだけでなく
家電や配線そのものにダメージを与える可能性もあります。
消費電力が大きい家電には、それぞれ専用回路を設けること。
そして必要に応じて、分電盤の増設やブレーカーの容量アップも視野に入れましょう。
プロと相談しながら、無理のない電力設計を心がけることが、長く快適にキッチンを使うための鍵となります。
まとめ|リフォーム成功のカギは「電源の見える化」
キッチンのリフォームでは
「見た目」や「収納力」ばかりに目が行きがちですが
コンセントの数・位置・安全性を無視すると、思わぬ後悔が生まれやすくなります。
だからこそ、リフォーム前に使う家電をリストアップし
使用シーンをイメージした上で、必要な電源環境を「見える化」することが大切です。
安心・快適でストレスのないキッチン空間をつくるためにも
「電源計画」は後回しにせず、最初の段階からしっかり向き合いましょう。
お時間を割いてお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事もお読みいただけると嬉しいです☆
あんしぇ~や🌺