「美しさの代償」トイレ故障の黒幕
トイレタンクの洗剤、美しさの裏に隠されたリスク
トイレのメンテナンスにおける意外な落とし穴に光を当てたいと思います。
一見無害に思えるトイレタンク用の洗剤が、実はトイレの敵となり得ることをご存知でしょうか。
トイレのタンクに置く洗剤が実はトイレの大敵だったんです。
タンクに置く洗剤が問題とされる根本的な理由
タンク内の水に溶け込んだ洗剤が、部品に付着し、乾燥することで固まり硬化します。これが機能の動きを悪くする原因になり、最終的にはトイレの故障を引き起こす原因となるのです。実際に、青い洗剤のタブレットが原因でトイレの水が止まらなくなったという事例もあります。
業界大手メーカーは何と言っている?
トイレ製造の大手メーカーも、タンクに洗剤を置くことは推奨していません。内部部品を傷める可能性が懸念され、故障のリスクを高めるとして、公式に使用を控えるよう警告しています。
では、清潔を保つにはどうすればよいのか?
汚れ防止のために洗剤を使いたい気持ちはわかりますが、最新のトイレは高度なコーティング技術により、そもそも汚れが付きにくくなっています。それでも洗剤を使用したい場合は、便器内に直接塗布するスタンプタイプの洗剤を推奨します。
ニッシンあっとリフォーム公式YouTubeチャンネルでも解説していますので、ぜひご覧ください。